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11月8日7時38分ごろから火山性微動が観測され,約10分間続いた.微動振幅は10月28日の噴火時よりやや小さい.7時56分ごろには鹿部町で降灰があったとの連絡があった.噴煙の状況は山頂部が雲に覆われているため観測できなかった.
10月28日2時43分ごろから火山性微動が観測され,約10分間続いた.微動振幅は約3マイクロメートルで,約2パスカルの空振も観測された.噴煙高度は3時30分ごろの観測で火口上約400mだった.また鹿部町で降灰が確認された.
28日8時ごろのヘリコプターからの観測によると,噴火地点は昭和4年火口で,噴出物から判断して9月4日の噴火より規模が大きかった可能性がある.
10月24日0時1分ごろ再び火山性微動が約13分間観測された.微動の振幅は9月28日の振幅と同程度だった.上空からの観察では,火口周辺に新たな噴出物は見つかっておらず,周辺からの降灰の報告もない.
9月28日13時56分ごろから約12分間火山性微動を観測した.14時25分ごろから山頂から南南東の七飯町で降灰が確認された.微動の振幅は9月4日の1/3ほどだった.火口位置は4日と同じ「昭和4年火口」南側だった.
2000年9月4日22時14分ごろから,昭和4年火口西南西約4kmの気象庁A点の地震計で,火山性微動が観測された.火山性微動は10分間ほど続き,その後の現地調査で森町尾白内で降灰を確認した.
翌朝の観察では,白色の噴煙が高さ500m上がっていた.5日朝の空中からの観察では,噴火地点は昭和4年火口と推定され,風下側では火山ガスの臭気が認められた.火山灰は火口 原の北西側に分布し,また北側には噴石が飛散した形跡が多数認め られた.噴火以降は火山性微動は観測されていなかったが,9月12日22時12分ごろ再び火山性微動が観測された.
(気象庁臨時火山情報,火山観測情報などによる)
1998年10月25日9時12分頃,北海道駒ヶ岳山頂から噴火した.気象庁森測候所が行った9時21分の遠望観測では,噴煙は白色,高さ1200mで東に流れていた.火山性微動は9時12分から約6分間観測されたが,その後は観測されていない.
(気象庁発表の臨時火山情報第1号ならびに火山観測情報第1号による)
噴火地点は平成8年(1996年)3月に昭和4年火口内に開いた96年主火口と推定される.降灰域は昭和4年火口を中心に南側約200m,西側約150m,北側約300mの範囲で,東側に開いた扇状の分布.東側山麓鹿部町の一部で微量の降灰があった.
噴火の映像などから判断すると,今回の噴火は水蒸気爆発であったと考えられ,降灰の範囲などから推定すると,平成8年3月の噴火と比べて小規模であったと思われる.
火山性微動は噴火時以降観測されていない.火山性地震は噴火後12時までに5回観測されたが,その後は観測されていない.
(気象庁発表の火山観測情報第3号による)
99.1.27追加:北海道大学有珠火山観測所に1998年噴火の写真が多数公表されています(英語).
| 1640 | 寛永17年 | 山体崩壊“クルミ坂岩屑なだれ”津波により700名以上死亡.Ko-d降下軽石・火砕流 |
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| 1694 | 元禄7年 | Ko-c2降下軽石・火砕流 | |
| 1765 | 明和2年 | 小噴火? | |
| 1784 | 天明4年 | 小噴火 | |
| 1856 | 安政3年 | Ko-c1降下軽石・火砕流.安政火口・溶岩円頂丘形成.降下軽石で2名,火砕流で20数名死亡. | |
| 1888 | 明治21年 | 小噴火 | |
| 1905 | 明治38年 | 小噴火 | |
| 1919-1924 | 大正8-13年 | 小噴火 | |
| 1929 | 昭和4年 | Ko-a降下軽石・火砕流.昭和4年大火口生成.2名死亡. | |
| 1935-1938 | 昭和10-13年 | 小噴火 | |
| 1942 | 昭和17年 | 中噴火.降灰.昭和17年火口・割れ目火口(長さ1.6km)生成. | |
| 1996 | 平成8年 | 小噴火(3月10日現在)降灰. |